d_128077 やっぱり貴方が…

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あの日、同窓会で再開した元恋人には婚約者がいた―――
●●時代の旧友からきた同窓会の案内状。

久しぶりに再開する友人たちに囲まれ、お互いの人生を話している中、
その視界の端に当時の恋人「立花
樹(いつき)」の姿が目に止まる。

進学した大学が別々だったせいで、自然消滅した仲だった。

話しかけるのを躊躇っていると、樹はこちらを見つけ、
少し微笑んで穏やかな顔で話しかけてきた。

ちくっとした胸の痛みを感じつつ、樹ともお互いの「現在」を語り合う。

『なあ、俺らってまだ付き合ってんの?』
もっど見せる