d_229624 ラ・シャンブル・ママーレ どうかしてる夜

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おっとり天然母とボクの愛の夜
「それは、すこし肌寒いくらいの頃の
週末の夜―――別にいつもと変わらない
しいて言えばめずらしく二人だけの夜
そう―――お実母ンとボクと
ふたりだけの
寝室の扉のなか
懐かしく鼻腔をくすぐる母の香り
柔らかい髪
衣擦れの音
暗がりに浮かび上がる白い肌―――
あたたかい肩に顔をうずめる
幼い憧憬が蘇る―――
ボクを誰よりも知っていて
ボクも誰よりもよく知っている人―――
ひとつの毛布にくるまって
聞こえる母の寝息
おだやかな鼓動のリズム
もっど見せる