d_264413 池と湖が合流するとき

フルーバージョンを見る
空が紫色に変わった。

宵(よい)の入り口。

腕につけた黒い安物の腕時計を確認すると、午後6時を回ったところだ。

夏のはじめである。

俺はこの渦を巻く瞳と心で、異世界をたくさん見てきた。

しかし、今見ているこの世界が、
現実なのか異世界、非現実なのかはっきりと区別がつかなくなっている。

色眼鏡などをかけているわけではない。

だけど空が見たこともないような濃い濃い紫なのだ・・・・・・・・。

小説。

約2000字。

24ページ。
もっど見せる

ジャンルの関連作品

AVメーカーの関連作品