d_597376 Re.エロから始める性欲生活 vol.3 ―魔女エミリ○は俺だけに乱れる―

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外では氷狼(ひょうろう)が唸っていた。

この小屋に見つかれば、命はない。
けれど――彼女の瞳は、それどころではなかった。

「…な、なぁ……ここじゃ……まずい……」
俺の言葉に、彼女は首を横にふる。

銀の髪が肩に触れて、さらりと落ちた。

「……でも……お願い。
今だけ……」
吐息のような声。
けれど、その中にあったのは確かな決意。

小さく、俺の胸に顔をうずめる彼女の体は、わずかに震えていた。
寒さではない――期待と、戸惑いと、抑えきれないなにか。

指が触れるたびに、彼女の身体が微かに跳ねる。

ふるえる唇が、息を殺して耐えている。

「……っふ……ん……あ……」
聞こえるか聞こえないか――
いや、聞こえないように、彼女は耐えていた。

その吐息が、胸元を焦がす。

「……声……出しちゃだめ……だよ……外に……気配、あるから……」
その声が、切なくて、愛しくて、痛いほどだった。

指先に感じる鼓動。

重なる肌と肌のあいだで、声にならない叫びが響いていた。

「……っ……あ……ぅ……っ」
彼女は、俺の肩に爪を立て、声を押し殺して震えた。

唇を噛みしめながら、目だけで――「もっと」と訴えていた。

外の風が唸る中、小さな小屋の中だけが、もうひとつの世界だった。

言葉はいらない。
ただ、心と心が溶け合う音だけがそこにあった。
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